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北海道という安全圏にいながら恐縮ですが、

超大型台風8号の雲行きが心配です。

今回は「10年に一度」から「50年に一度」になったりと
台風の規模の大きさが各ニュースのトップになっていますが、
いくら気をつけたところで、「動く人は動く」んです。
とくに日本という国は・・・。

大雪が降った時とか台風の時など、
「夜を徹して出掛けた」とか「仕事だから暴風雨のなか出掛けた」
といった「美談」が持ち上げられるのはどうも気持ち悪い。

災害に備えて準備することはいいんだけれど、

「台風や大雪の時こそ、職業人としての真価が問われる」

といったような論調には、はっきりと「NO」と言いたい。

それを「大人のマナー」として
無言の圧力で「強要」しているのが、さらに気に食わない。

こういうときは「じっとしていろ」という天からのメッセージに
素直に従おうじゃないですか。

あなたの仕事や約束は
「命よりも大事なもの」なんですか。

もちろん、被害を最小限に食い止めようとする人たちや

災害から最短で復旧させるプロフェッショナルたちがいることは承知のうえ。

今回も気象庁から「特別警報」なるものが出されましたが、
「動くな命令」があってもいいと思うんですよ。

じゃないと、盲目的な「思考停止した人たち」を止められないから・・・。

「あなたが動くことで、迷惑になる人がいる」

ということも忘れないでほしいです。

ちなみに、「台風街道」に位置する香港の台風指標は
気持ちいいくらいじつに明確。

地元民は、通学、出勤の必要がなくなる「シグナル8」が
発令されるとちょっとうれしいみたい。

以下、いつも参考にしている「現地info」さんの情報より引用。

【台風のシグナルについて】
シグナル1

(No.1 Stand-by Signal = 「スタンバイ警報」
熱帯低気圧が香港から800km圏内に入った際に発令されるスタンバイ警報です。これから台風が来ますよ!というレベルの警報です。

シグナル3(No.3 Signal)

Strong Winds = 「強風注意報」
台風による風速の範囲が41~62km/hとなる場合に発令される強風注意報です。一部の航空機が運行を取り止めたり、香港-マカオ間のフェリーなどに欠航が出たりします。

シグナル8(No.8 Signal)

Gale or Storm force winds = 「暴風注意報」
台風による風速の範囲が63-117km/hとなる場合に発令される暴風注意報です。シグナル8以上となる場合、庶民は基本的に自宅で待機することとなります。つまり、通学や出勤をする必要がなくなります。(学校については新聞その他のメディアを通じて別途に内を行っています。なお、就業時間中に発令された場合、帰宅してよいこととなります。)
[ただし、民間企業ではシグナルが解除された場合、2時間以内に出勤する必要があります。終業時刻から逆算して3時間以内の時間内にシグナルが解除された場合、出勤は不要です。]
ゆえに、学校はもとより、政府機関、民間企業はその機能を停止します。もちろん、街のお店も閉まり公共交通機関も止まります。香港発着の航空機などは多く欠航し空港が閉鎖されたりすることもあります。
※ 追記:もちろん、メジャーな観光入場施設も全てクローズとなります。

シグナル9(No.9 signal)
Increasing Gale or Storm force winds = 「暴風注意報+」
台風による風速の範囲が88~117km/hとなる場合に発令される暴風注意報です。シグナル8よりもさらに注意が必要な場合に発令されます。

シグナル10(No.10 Signal)
Hurricane = 「ハリケーン警報」
台風による風速が118km/h以上となる場合に発令されるカテゴリ最大のハリケーン警報です。シグナル9よりもさらに注意が必要です。屋外は大変危険な状態となります。

※シグナル2、及び、シグナル4~7というのは存在しません。