こんにちは。
黄金のコンセプトディレクターの天田幸宏です。
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■フロントライン
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旅行代理店「てるみくらぶ」の破産により、
2500人以上の海外旅行者がいまも渡航先で路頭に迷っているそうです。
ホテルを追い出されたり、
払ったはずのホテル代を二重請求されたり、
帰国便がキャンセルされたり・・・。
「ツイてないね」で済まされる問題ではないですが、
こんな時こそ、その人の考え方や行動力が問われます。
もしも、自分が同じ境遇に置かれたらどうするだろうか・・・。
つづきは、本文、編集後記で。
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■「運」とはいったいなにものなのか?
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と思ったら、つい数ヶ月前のこと、
渡航先の空港で帰国便の予約が
知らぬ間に破棄されていたことを思い出しました(笑)。
その時は「旅行代理店側の発券忘れ」という
なんとも笑えないものでしたが、
予定の便が1席だけ空いていたので
滑り込みでおさえることができました。
発券できるまで、生きた心地がしませんでしたね~。
で、ふとこんなことを思い出したのです。
今から10年くらい前でしょうか。
アントレの編集長インタビューの担当編集者だった私は、
毎月著名人のインタビューをブッキングしなくてはならず、
それはもう相当なプレッシャーと闘う日々でした。
「リクルートでいちばん知名度の低い情報誌」
というあだ名があったくらいですから、
取材依頼をしてもすんなりOKを貰えるはずもありません。
あるとき、数ヶ月かけて依頼していた甲斐あって
日本を代表するメンズファッションブランドの
社長さんのインタビューが取れたんです。
そりゃもう、うれしかったです。
私にとっても、大のお気に入りブランドでしたから。
万全の準備で臨んだインタビュー当日の朝、
ケータイに着信がありました。
なんか嫌な予感・・・。
予感は的中し、
社長さんがインタビューを受けられなくなったことを
知らせる電話だったのです。
理由は明確でなかったので、
きっと「なんでこんな取材を入れたんだ?」って
ことになったんでしょう。
これも残念ながらよくあることです。
さあ、どうしよう。
締切まで残された時間はありません。
絶望的な気分になる暇もなく、
次の人物をアテンドしなくてはならず、奔走しました。
で、細い糸を手繰り寄せるように、
いろんな人や芸能事務所に電話をしまくって
引き受けてくれるひとが見つかりました。
おれってツイてるなーって思いましたよ。
そういった経験をこれまで何度もしてきました。
だからなのか、
「窮地に追い込まれてもなんとかなる」
という気持ちが今も心のどこかにあります。
ときに人は、それを「運」というのかもしれません。
■本日の教訓
考え方×行動量=運
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『運は実力を超える』植島啓司/角川新書
www.amazon.co.jp/dp/B06XGTGRPQ
『まんがでわかるドラッカーのマネジメント』藤屋伸二、nev/宝島社
www.amazon.co.jp/dp/4800266858
『再起動 リブート』斉藤徹/ダイヤモンド社
www.amazon.co.jp/dp/B01N7HNLSU
『華僑の大富豪が教えてくれた「中国古典」勝者のずるい戦略』大城太/三笠書房
www.amazon.co.jp/dp/B01MUEXXPT
『ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由』小林せかい/大和出版
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『老いる家 崩れる街』野澤千絵/講談社現代新書
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最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
【ご意見・ご感想】お待ちしています。
http://co-works.jp/contact.htmlまで。
天田幸宏
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■編集後記
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敬愛する植島啓司先生の新刊『運は実力を超える』が
(予想どおり)めちゃくちゃ面白い。
冒頭から植島節が炸裂してます。
「株が10円上がるのに賭けるのがビジネスだとしたら、
競馬で7番の馬に1000円賭けるのと、どれだけ違うというのだろうか。
それなのに、なぜ競馬だけがいかにも反社会的行為のように
非難の対象となるのか。」
日本に根付く、不謹慎病の正体を垣間見た気がしました。
なにより、この一文にシビレましたよ。
「幸運の多くは他人からもたらされるということを、
改めて肝に銘じなければならない。」