きょうはビッグサプライズの一日。
陸前高田副市長の久保田崇さんが遊びに来てくれました!

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およそ2年ぶりの再会に、
梅雨入りのニュースにどんよりしていた気持ちも吹っ飛びました。

思い起こせば、今から4年近く前の夏に久保田さんの

一冊目『官僚に学ぶ仕事術』(マイナビ新書、写真左)を

当社でお手伝いさせてもらったのがきっかけ。

まさか震災が起こってが東北に赴任することになるとは
お互い露程も思いませんでしたが、
「一冊目の本が果たした役割は大きかった」と
おっしゃっていたのが印象的でした。

(っていうか、めっちゃうれしいかったです!)

そんな久保田さんの新刊がこちら。

「官僚に学ぶ」シリーズの三作目となる、官僚に学ぶ読書術』です。

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▲いつもこのような手書きのメッセージを添えて贈ってくださいます。感謝!

「仕事術」から「勉強術」が生まれ、その後2年の歳月を経て、今回の「読書術」が誕生しています。

これは久保田さんとわたしにとって、狙い通りの出版戦略なんですね。

久保田さんのような経験豊富な方は、仕事術を一冊目に出版すると

今回のような派生企画が生まれやすいです。

しかし、経験豊富でしっかりとした内容を持っていることが重要。

薄いカルピスはまずくて飲めませんから!

 

さて、本書の紹介に戻りましょう。

今回の読書術で『』となった部分は、
自己啓発書やスピリチュアル系も惜しげもなく紹介している点。

ふつう、成功した人はこういった本の世話になった

ことをひた隠しにするのですが(笑)、

さすが超一流のビジネスエリートは違いますね。

『生きがいの創造』『非常識な成功法則』を紹介しながら
それらを「あたらしい時代の価値観に触れる」
とまとめるあたりは、もう「お見事!」としか言えません。

これはマイナビのエース編集者

小山太一さんのアドバイスもあってのことでしょう。

 

また、5章の「災害」と「地方」から現代ニッポンを考えるでは、

賛否両論の『里山資本主義』を取り上げています。

本書で絶賛している「バイオマス」について、面白い記述がありました。

久保田さんはかつてバイオマスボイラーの利用を検討したことがあるそうです。

調査を依頼した商社の答えは、人員やコストの面から

通常のガス、油、電気による給湯を上回るメリットはなかったとのこと。

「バイオマスには期待はするが、

すぐに地方を救う救世主とはならない」

とずばっと表現しているあたりはもううっとり。

 

この一文は読書術を語る上で、

「著者の言うことを盲信しない」ことの大切さを教えてくれた気がします。

現場体験に裏打ちされた真の強さと熱さを

感じさせてくれる骨太の読書術に仕上がっています。

 

身内だからとヨイショするつもりはもともとありませんが(だから友達が少ないw)、

この「官僚に学ぶ読書術」は間違いなく「買い」の一冊です。

久保田さん、遠路お越しくださいまして、ありがとうございました。

今度はわたしが陸前高田を訪問しますね。

 

追伸)

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久しぶりにブログ書いたら「ですます調」になってしまったなあ。

これから本腰入れて書きますね。